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02月22日-02号

  • "簡易水道事業特別会計予算"(/)
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  1. 宇城市議会 2018-02-22
    02月22日-02号


    取得元: 宇城市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-22
    平成30年 3月 定例会(第1回)         平成30年第1回宇城市議会定例会(第2号)                          平成30年2月22日(木)                          午前10時00分 開議1 議事日程 日程第1  議案第 2号 平成29年度宇城市一般会計補正予算(第6号) 日程第2  議案第 3号 平成29年度宇城市国民健康保険特別会計補正予算(第              3号) 日程第3  議案第 4号 平成29年度宇城市後期高齢者医療特別会計補正予算              (第4号) 日程第4  議案第 5号 平成29年度宇城市介護保険特別会計補正予算(第3号) 日程第5  議案第 6号 平成29年度宇城市簡易水道事業特別会計補正予算(第              4号) 日程第6  議案第 7号 平成29年度宇城市水道事業会計補正予算(第3号) 日程第7  議案第 8号 平成29年度宇城市下水道事業会計補正予算(第4号) 日程第8  議案第 9号 平成29年度宇城市民病院事業会計補正予算(第2号) 日程第9  議案第10号 工事請負契約の変更契約の締結について(黒崎内潟線(戸              馳大橋)補助金(P1橋脚)工事) 日程第10 議案第11号 宇城市特別職非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する              条例の一部を改正する条例の制定について 日程第11 議案第12号 宇城市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一              部を改正する条例の制定について 日程第12 議案第13号 宇城市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定に              ついて 日程第13 議案第14号 宇城市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条              例の制定について 日程第14 議案第15号 宇城市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定              について 日程第15 議案第16号 宇城市社会福祉振興基金条例の一部を改正する条例の制              定について 日程第16 議案第17号 宇城市放課後児童健全育成事業利用者負担金徴収条例の              一部を改正する条例の制定について 日程第17 議案第18号 宇城市介護保険条例の一部を改正する条例の制定につい              て 日程第18 議案第19号 宇城市老人福祉センター条例の一部を改正する条例の制              定について 日程第19 議案第20号 宇城市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び              運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の              制定について 日程第20 議案第21号 宇城市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、              設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに              係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準              を定める条例の一部を改正する条例の制定について 日程第21 議案第22号 宇城市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関す              る基準等を定める条例の制定について 日程第22 議案第23号 宇城市企業振興促進条例の一部を改正する条例の制定に              ついて 日程第23 議案第24号 宇城市ビジネスサポートセンター条例の制定について 日程第24 議案第25号 宇城市いじめ防止対策推進法施行条例の制定について 日程第25 議案第26号 宇城市立図書館条例の一部を改正する条例の制定につい              て 日程第26 議案第27号 工事請負契約の変更契約の締結について(長崎久具線交              付金橋梁下部工(A1・P1)工事) 日程第27 議案第28号 建設事業に関する基本協定書の変更協定の締結について 日程第28 議案第29号 宇城市市道路線の廃止について 日程第29 議案第30号 宇城市市道路線の認定について 日程第30 議案第31号 和解及び損害賠償の額の決定について 日程第31 議案第32号 平成30年度宇城市一般会計予算 日程第32 議案第33号 平成30年度宇城市国民健康保険特別会計予算 日程第33 議案第34号 平成30年度宇城市後期高齢者医療特別会計予算 日程第34 議案第35号 平成30年度宇城市介護保険特別会計予算 日程第35 議案第36号 平成30年度宇城市奨学金特別会計予算 日程第36 議案第37号 平成30年度宇城市簡易水道事業特別会計予算 日程第37 議案第38号 平成30年度宇城市水道事業会計予算 日程第38 議案第39号 平成30年度宇城市下水道事業会計予算 日程第39 議案第40号 平成30年度宇城市民病院事業会計予算 日程第40 同意第 1号 教育長の任命について(平岡 和徳氏) 日程第41 請願第 1号 宇城市松合・豊野地区の光回線による情報通信基盤整備              の早期実施に関する請願 日程第42        休会の件2 本日の会議に付した事件 議事日程のとおり3 出席議員は次のとおりである。(20人)  2番 髙 本 敬 義 君          3番 大 村   悟 君  4番 星 田 正 弘 君          5番 福 永 貴 充 君  6番 溝 見 友 一 君          7番 園 田 幸 雄 君  8番 五 嶋 映 司 君          9番 福 田 良 二 君 10番 河 野 正 明 君         11番 渡 邊 裕 生 君 12番 大 嶋 秀 敏 君         14番 河 野 一 郎 君 15番 長 谷 誠 一 君         16番 永 木 伸 一 君 17番 入 江   学 君         18番 豊 田 紀代美 君 19番 堀 川 三 郎 君         20番 中 山 弘 幸 君 21番 石 川 洋 一 君         22番 岡 本 泰 章 君4 欠席議員(2人)  1番 高 橋 佳 大 君         13番 尾 﨑 治 彦 君5 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名 議会事務局長   木 村 和 弘 君   書    記   横 山 悦 子 君6 説明のため出席した者の職氏名 市長       守 田 憲 史 君   副市長      浅 井 正 文 君 教育長      平 岡 和 徳 君   総務部長     本 間 健 郎 君 総合政策監    村 上 理 一 君   企画部長     岩清水 伸 二 君 市民環境部長   松 本 秀 幸 君   健康福祉部長   清 成 晃 正 君 経済部長     吉 田 裕 次 君   土木部長     成 田 正 博 君 教育部長     緒 方 昭 二 君   会計管理者    戸 田 博 俊 君 総務部次長    成 松 英 隆 君   企画部次長    木 下   堅 君 市民環境部次長  上 原 久 幸 君   健康福祉部次長  那 須 聡 英 君 経済部次長    中 村 誠 一 君   土木部次長    坂 園 昭 年 君 教育部次長    蛇 島 浩 治 君   三角支所長    内 田 公 彦 君 不知火支所長   辛 川 広 倫 君   小川支所長    園 田 敏 行 君 豊野支所長    木 村 隆 之 君   市民病院事務長  吉 澤 和 弘 君 農業委員会          重 田 公 介 君   監査委員事務局長 中 村 久美子 君 事務局長 財政課長     天 川 竜 治 君               開議 午前10時00分             -------○------- ○議長(入江学君) これから、本日の会議を開きます。             -------○------- △日程第1 議案第2号 平成29年度宇城市一般会計補正予算(第6号) ○議長(入江学君) 日程第1、議案第2号平成29年度宇城市一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。 これから質疑に入ります。通告がありますので、順番に発言を許します。8番、五嶋映司君。 ◆8番(五嶋映司君) 8番、日本共産党の五嶋です。ただいま議題になっております議案第2号宇城市一般会計補正予算(第6号)について質疑をいたします。発言の回数がありますので、一括して質問申し上げますのでよろしくお願いいたします。 まず最初に、31ページの款2総務費、項1総務管理費、目19熊本地震復興基金事業、節19負担金補助の件ですけれども、土砂災害危険住宅移転促進事業補助金900万円、地域コミュニティ施設等再建支援事業補助金1,180万円余、自治公民館等整備費補助金950万円余が使いきれなかったということになってます。その理由についてと、総額に対しての執行率がどのくらいなのかも含めて教えていただきたい。 次に、45ページの款5農林水産業費、項1農業費、目5農業振興費、節19負担金補助被災農業者向け経営体育成支援事業、補助金が多く減額になっている点を通告申し上げましたが、これは事前に説明をいただきまして了解しましたので、この点は取り下げます。 次いで54ページ、款7土木費、項5都市計画費、目3駅周辺開発推進事業費、節17公有財産購入費の2,000万円が減額となっています。この公有財産が購入できないことによって、今後この周辺開発の工事に影響が出るのかどうか、なぜこの減額になったかも含めて御説明をいただきたい。 56ページの款8消防費、項1消防費、目3災害対策費、節15の工事請負費の1億6,400万円は、説明の中で言葉の中では防災コミュニティという説明があった気がするのですが、倉庫だけではないのか。また、どこにどの程度のものを造るのかを御説明いただきたい。 66ページの款9教育費、項8学校給食費、目5給食センター建設費、節15工事請負費で、18億円で給食センターを造ることになっておりますが、給食センターの規模と、供給食数などの説明をいただきたい。と同時に、数年前に建設された小野部田小学校等の建設と比べると、工事費がずいぶん高いような気がしてなりません。同規模くらいのところの比較等があれば、是非御説明をいただきたい。さらにこの平成30年度の予算の181ページに、給食センター建設費が計上されております。金額も微妙に違います。このように重複して計上する意味も含めて御説明をいただきたい。 続いての質問は質問席から行います。どうかよろしくお願いいたします。 ◎土木部長(成田正博君) 補正予算書の31ページになります。先ほどの款2総務費、項1総務管理費、目19熊本地震復興基金事業費、節19の負担金補助及び交付金でございます。総額で6,896万8千円の減額のうち、説明欄の補助金の土砂災害危険住宅移転促進事業補助金900万円の減額についてでございますが、この補助金は土砂災害特別警戒区域内いわゆるレッドゾーンにおきまして、熊本地震により住宅の移転・建て替えが必要な方の早期再建と負担軽減を計るために、移転に要する費用の一部を300万円を上限として支援するものでございます。対象者は、熊本地震によりまして半壊以上の被害を受け、再建が必要となった方の支援の対象であります。本市におきまして相談のあった方3人がおられました。この事業の対象となりましたので、平成29年度の9月補正で300万円の3人、900万円の補助金を計上したところでありました。しかしながら、被災者の方の移転先がまだ決まっておりません。そういった意味で、予算計上しました全額を歳入歳出両方とも一旦減額するものでございます。改めて平成30年度に予算を再計上しております。10分の10、100%の補助事業でございます。 ◎教育部長(緒方昭二君) 地域コミュニティ施設等再建支援事業補助金1,180万5千円の減額につきましては、予算編成時に所要額を把握するため、対象施設の会社あてに事前調査の提出をお願いしております。対象施設全部に対応するために所要見込額総額の3,680万5千円を予算計上しておりましたが、施工請負業者や2分の1の自己資金の確保が困難等の理由で、翌年度以降に事業を繰り越す団体があったため、42団体2,452万6千円の執行見込となりましたので減額補正を行っております。なお執行率は66.6%でございます。 次に、自治公民館整備費補助金950万3千円の減額につきましては、小川町の亀之町公民館が解体した後、平成29年度中に建て替えを行うということで748万3千円を申請していましたが、建築会社との協議により平成30年3月まで完成の見込みがないとのことでした。そのため新たに平成30年に着工し、申請を行うということで今年度は申請を取り下げられました。 また、三角町の手場及び小川町の三ツ丸公民館は事業費の減少により202万円の減額を行いました。なお予算総額5,192万円に対し執行予定額4,241万7千円で執行率は81.7%でございます。 ◎土木部長(成田正博君) 54ページをお願いいたします。本予算は、平成29年度の事業としまして国に補助金を要求しておりました。国費補助金が要求より少ない交付額となったため減額したものであります。なお同時に、歳入の減額も行っております。同予算につきましては、平成30年度予算で再計上しておりますので、来年度予算の承認をいただければ早期に用地購入を行う予定でございます。この費用は、用地費の駐輪場としての用地費でございます。東側の今整備を進めていっておりますが、今後この影響が工事に与える影響はないと考えております。 ◎総務部長(本間健郎君) 総務部については56ページをお願いします。56ページの下の方に災害対策費がございます。説明の中で、委託料を含め防災コミュニティ関連経費として理解していただきたいと思います。御質問の工事請負費についてどの程度のものを造るのかというお話でございましたのでお答えいたします。工事請負費の1億6,400万円の内訳につきましては、各地域5か所の防災倉庫建設費1億2,400万円と防災井戸4か所の建設費400万円となっております。 防災倉庫につきましては、松橋地区については市役所内に、松橋地区以外は防災コミュニティ施設と連携できるようにするため、防災コミュニティ施設予定地に今建設を計画しているところです。 防災倉庫の規模につきましては、人口等を考慮し、三角及び不知火地区については100平方㍍程度松橋地区については200平方㍍程度、小川については150平方㍍程度、豊野については70平方㍍程度と考えております。 防災井戸につきましては、防災コミュニティ施設予定地の6か所と防災広場1か所の計7か所を計画しておりますけれども、今回の補正予算では、このうち三角、不知火、小川、豊野の4か所を補正で計上しているところでございます。 先ほど防災井戸の建設費を400万円と申し上げましたが、4,000万円でございますので訂正いたします。 ◎教育部長(緒方昭二君) 66ページをお願いいたします。款9教育費、項8学校給食費、目5給食センター建設費、節15工事請負費、18億円の工事概要は、建築工事一式機械設備工事一式電気設備工事一式で割合的には建築51%、機械設備33%、電気設備16%比率でございます。 なお、建築工事一式の主なものとして、土工事、コンクリート型枠工事鉄骨工事、金属工事、建具工事などです。機械設備工事一式の主なものとしては空調換気設備工事、給水設備、給水通気設備、給湯設備、除害施設などです。電気設備工事一式の主なものとしては、動力設備、電灯設備、太陽光発電設備などです。 構造規模については、鉄骨造地上2階建て延べ床面積約3,835平方㍍、1階2,843平方㍍、2階992平方㍍です。供給食数は1日約4,000食で予定をしております。なお調理能力として最大1日5,000食を賄える施設整備を予定しております。新学校給食センター建築単価平方㍍当たり約47万円となっております。ちなみに唐津市給食センター、これは供用開始が平成28年9月に供用しておりますけれども、例に挙げますと食数は6,000食で本市よりもやや大きい規模となりますが、事業費の概算は17億1,600万円程度になっております。なお、ちなみに小野部田小学校の事業費は約6億5,000万円延べ床面積2,115平方㍍、平方㍍当たり単価約31万円でございます。 続いて海東小学校につきましては、事業費約6億4,000万円、延べ床面積2,114平方㍍、平方㍍当たり単価約30万円でございます。今回の建築単価については、昨今の建築資材や人件費の高騰によりまして建築単価が従来より相当高くなっておりますので、妥当な単価だと思っております。 続きまして、節15工事請負費建築工事費18億円及び節18備品購入費5億8,320万円を今回の補正予算(第6号)に計上をしております。理由といたしましては、国の補正予算で平成29年度に前倒しで補助金交付の可能性がありますので、予算を計上しております。しかし、国の補正予算が受けられない場合がありますので、国の補助金を確実に受けるため平成30年の当初にも同額程度の予算を計上しているところでございます。総額で微妙に金額が違いますが、当初予算には学校給食センター外溝工事費7,000万円、給食配送車改修工事費64万8千円及び備品購入費として給食配送車購入費864万円等加えて予算を計上しておりますので、金額に違いがあります。 ◆8番(五嶋映司君) 概略分かりましたけれども。防災コミュニティの問題については、5か所の防災コミュニティを造るということで、今回は倉庫だけを造ると。100平方㍍から200平方㍍ぐらいの倉庫だけを造って、井戸も一緒に併設するということは分かりましたが、これをコミュニティとなると、この倉庫はコミュニティ的な資格をも持つのか。ただ、予算全体をコミュニティと組んでいるからコミュニティと入れているのか、その辺をちょっと疑問に思いましたし、今回のものだけは完全な倉庫だけという具合に理解していいということでならば分かりました。 それと、学校給食センターの予算の計上の仕方ですけどね、本年度予算に入れてるなら、本年度予算ないしは補正予算の枠の中にこういう形で計上するんだということを一言入れていただきたい。でないと、僕らが見るときにこっち入れてて、こっちじゃ予算の金額も違うぞという話になるからね、だからそういう意味では、例えば今年度の補正で出てる分は国の大型補正が通ったら、それに乗せたいんだというお考えみたいな事前の説明でしたからある程度理解はしましたが、これには補助金対象のやつは大分削ってある。あとの工事には全部そういうのが入っているから金額が違うんだと。だから、そういうのは説明の時ないしはこの書類の中に、例えば補正でもいいし、新規予算でもいいからこれはこういう形で計上してあるんですよと。でないと、例えば今回の総額予算にしてもこのくらいの総額予算なんだよと組んでるのに理解がしにくい、ダブってしまいますね。少なくてもこれ23億円ぐらいの予算がダブってしまうから、宇城市の平成30年度の予算は、総体的にはそれだけどっちがどうなるのか知らないけれども、平成29年度予算が増えるのかまだはっきり分からないけれども、そういうのを加味するためにそういう項目を一つ入れて説明文書を入れておいていただきたい。そうしないと非常に分かりにくいと思いますから、是非一つはその辺をお願いしたいと思います。 あとは、今御説明いただいた部分で理解しましたので、各委員会でもしっかりした議論をしていただくことをお願いして、私のこの議案第2号についての質疑を終わります。 ○議長(入江学君) 次に20番、中山弘幸君。 ◆20番(中山弘幸君) 20番、うき未来21の中山です。ただいま議題となっております議案第2号平成29年度宇城市一般会計補正予算の中で1点目、款2総務費、項1総務管理費、目1一般管理費の13委託料の中で、ふるさと納税一括代行業務委託料4,360万円の減額につきまして、基金の減額分を入れますと約1億円のふるさと納税が少なかったことになりますが、その要因をどのように理解しておられるかをお尋ねいたします。 2点目、同じく款2総務費、項1総務管理費、目20地方活性化関連経費の13委託料DMOマーケティング実証実験業務委託料400万円の減額につきまして、減額の理由とまたこれまでどのような実証実験が行われたのか、以上2点お尋ねいたします。 ◎総務部長(本間健郎君) 27ページの中ほどの節13委託料のふるさと納税事務一括代行業務委託料の4,360万円の減額の理由ということでございますけれども、予算の原型では本年度の寄附額を年間5億円と想定しまして、そのうちふるさと納税サイトであります「さとふる」「楽天」を経由した寄附額を4億7,500万円と見込みまして、一括代行委託料を返礼品代を含め2億5,776万円約54%になりますが、そういったところで算出をしていたところでございます。今回12月分までの納税実績から、平成29年度の寄附の総額を大体4億円と見込みまして、歳入を1億円減額したところでございまして、その影響もございまして委託料も減額しているという状況でございます。 5億円の設定につきましては、こういったサイトを利用した先進地であります上天草市等が、前年度に比べて5倍程度伸びているというところで今の5億円を設定したところですけれども、要因としては、基本的な自治体間競争が結果しているのかな、また基本的には他力本願といいますか寄附者の思いによるものがかなり影響されてきますので、結果的に思いのほか収入がなかったということでございます。本市といたしましては、現在100品目の品揃えをしながら、関東圏域内での新聞広告やまた写真の撮り方とか、そういうところを工夫しながら頑張っている状況でございます ◎総合政策監(村上理一君) 予算書の32ページのDMOマーケティング実証実験業務委託料の減額の理由ということでございますが、まずDMOマーケティング実証実験の内容を簡単に御説明いたしますと、現在、宇城市版DMOの創設検討に向けまして、昨年度に立ち上げております三角地区観光マーケティング委員会におきまして、まずは、昨年度来訪者の実態調査これは聞き取り調査だったり、飲食店で留め置きの調査、アンケート調査を実施しております。それに加えて宇城市のイメージをインターネット調査で実施しております。こういった事業を実施した上で、その結果に基づいて、そのマーケティング調査に基づいた旅行商品の企画とかあるいは開発とか事業計画こういったものを行っている事業でございます。 今年度でございますがこれらの事業に加えまして、受入環境調査これは具体的に申し上げますと、交通のアクセス状況とか宿泊施設の稼働率あるいはサービス内容こういった調査、あるいは地域資源掘り起こし事業これを今年度行う予定でございましたけども、まずはこのマーケティング委員会におきまして、調査事業や評価検証をした上でこれを優先的に実証しようということで、今年度は先ほどの受入環境調査地域資源掘り起こし事業というのは実施しておりません。 また、地域資源掘り起こし事業これにつきましては、マーケティング委員会自身において実施しましたものですから、シンクタンク等の調査機関への委託費が不要になりましたので、その分の400万円を減額をしたということでございます。 ◆20番(中山弘幸君) ふるさと納税につきましては、結果的に1億円少なかったわけですけども、一括代行する前に比べたらかなり伸びておりますので、そこは評価しておりますので今後ともよろしくお願いしておきます。減額の理由は分かりましたので、後はまた新年度でDMOは期待を持ちますのでこれで終わります。 ○議長(入江学君) 次に11番、渡邊裕生君。 ◆11番(渡邊裕生君) 11番、うき未来21渡邊裕生です。ページでいきますと54ページの一番下、55ページの頭。土木費の目2住宅建設費です。13委託料で建設業務委託料から次のページの測量設計、そして節15工事請負費、節17公有財産購入費ということで、災害公営住宅の事業予算ではありますけれども、お尋ねしたいのはまず第1点としては、昨年もそうだったかと思うんですが補正予算にこれが計上される。当初予算でない理由というのがあればお答えいただきたいと思います。 それと、昨年からこの公営住宅に関しては、かなりの方が一般質問等でいろいろ話をされて、それに対してお答えになっているんですけども、現実最初の100戸分に関してやっとこの前URとの契約ができて、その後豊野の20戸分が契約できたと。それ以外の80戸分に関しては、まだ私たちも余り見えてきていない。今回計上されるこの予算の中身がどのような形で進めようとされているのかという部分について、できたら詳しい説明をしていただきたいと思います。最初の100戸分と、この次の100戸分という部分において考え方とか中身に関して違いがあるのか、そういう視点というのももしあればお答えいただきたいと思います。あとは質問席でお伺いします。 ◎土木部長(成田正博君) まず、予算から説明をさせていただきます。54ページの一番最後と55ページにまたがっておりますが、お尋ねの住宅建設費28億3,900万円余の補正の内訳としまして、まず、節13の委託料でございますが約1億円を計上させていただいております。災害公営住宅後期の100戸分の建設のための設計業務委託料1億円でございます。それ1戸当たり大体100万円を見込んでいる状況でございます。 次に55ページになりますが、工事請負費1億円を計上しております。これは災害公営住宅建設にあたりまして附帯工事の工事費で、今後住宅を整備していく中で、土地の土留めの擁壁でありますとか、ブロック積みあるいは排水路等の工事が想定外の必要性が出てきた場合の整備に対応するための工事費ということでございます。 次に、節17公有財産購入費として26億4,000万円を計上しております。内訳は、追加の100戸分の土地購入費2億4,000万円と建物購入費の24億円でございます。 土地購入につきましては、一般的に道路と駐車場などを加えまして大体約1戸当たり300平方㍍を必要とするということで考えております。大野地区の憩いの家跡地、市の土地でありますが、そこに約20戸ほど建設するということで残りの80戸程度300平方㍍、平方㍍1万円としまして2億4,000万円を見込んでいるところでございます。建物購入費は、大体2,400万円の100戸ということで計上しております。 それと、なぜ当初予算でなくて補正で計上するのかということでございますが、国が、平成29年度補正で災害公営住宅整備事業補助金として申請を宇城市がしたわけでございます。平成29年度補正ぎりぎりになって補正ということでございましたが、当然繰越になってくる案件でございます。 今、先ほど渡邊議員の豊野の20戸以外の前期の100戸ですかね、残り80戸になりますが、それはどういったことで今進めていくのかということでございますが、公募型買取方式で、ホームページ等で建てる請負業者を募りました。4社ほど相談に来られたんですが、実際その時来られたのが大和ハウス1社でございました。そこで公募型買取としまして、残りの80戸を計画しております。後で説明をまたしますが、御領地区に10戸を2か所20戸。それと両仲間地区に1か所16戸、それと小川町川尻になりますが、小川駅の近く北側になるんですけどそこで20戸、それと松橋の南豊崎に24戸で、ちょうど合計今100戸になって今から進めていく状況でございます。それと、後期の残りの100戸につきまして、建設方法としましては、大体、災害公営住宅を造る場合には、3通りほどの建て方があります。市が直接建てる直接建設方式、それと今宇城市がやっております買取方式、それと借上方式というのがあります。宇城市においては、平成28年度は直接工事費で行う予定で予算も組んでおりました。ところが請負業者が当時なくて急ぐ必要がありましたので、東日本大震災の被災自治体の教訓を参考に買取方式とした状況でございます。借上方式といいますのは、PFI等で豊野のキャッスル響原等がございますが、いずれも請負業者、建設業者が不足しております中で、やはり探すのは困難だったかなと思っております。今、着手している被災自治体が12自治体ございます。その中で着工している自治体が5自治体でまだ少ない状況です。厳しい状況ではございますが、直接建設をしておりますのが大体、熊本市と阿蘇市でございます。そのほかほとんどは買取方式、あるいは県受託方式で行っておられる状況です。県受託方式もなかなか入札の不調が続いていて、先般やっと宇土市が県受託の中で天草市の業者と契約ができたと。その時は甲佐町も県受託だったんですがやっぱり不調で決まらなかったという状況であります。市の所有地であります憩いの家跡地20戸につきましては、URが当初する建設予定でございましたので、残りにつきましては、県の12被災自治体の中でスムーズに設計や施工が進んでおります買取方式で進めていきたいとは考えております。 ◆11番(渡邊裕生君) 今の説明ですと、結局後期の100戸も買取方式と理解していいのかな。その時間の問題確かにあろうかと思うんですが、一つ私がこの前も言ったかと思うんですが、これに入居希望される方に関して、是非家賃を含めたところで聞き取り調査をもう1回なさったほうがいいんではないかということ、この前申し上げたと思うんですね。それを踏まえて、実際入居希望者がどれくらいいらっしゃるのか、安いだろうという先入観というか、まだはっきりと家賃が提示されていないと思いますので、この前の説明では最低でも1万8,000円ということらしかったですが、ただ市が補助をするということであれば、その補助額まで含めたところで家賃設定をお知らせしないと、経済的な問題というのも当然出てくるかと思いますので、本当に200人の希望者がいらっしゃるのかどうかっていうのは非常にどうなんだろう、当然いらっしゃればいらっしゃったで対応はしていかなきゃいけないと思っておりますので、是非そういうところも合わせながら取り組んでいただきたいと思います。先般、宇土市の県受託方式ということで、単価を見れば、新聞紙上でみんなもちょっと驚いた感があったかと思うんですね。やっぱり市の負担はできるだけ抑える方向で考えていくべきだろうと思います。最初の100戸が、おそらく平成31年までかかるのかなと思っています。もしその後となれば、今から段取って基本的には競争入札でできるだけ抑えていこうという考え方、買い上げだとどうしても相手のいい値っていうものが出てきて、それに対してこちら側からは抑制というか、単価設定に関してこちらの希望というのは果たして言えるのかどうか分かりません。そういった意味で非常に割高なものになる。確かに業者の問題はあろうかと思いますので、十分そこら辺は議論していただければと思います。今日は後ほど説明会も予定されておりますので、そこでまた皆さんからの御意見もいろいろあろうかと思います。今日の質疑はこれくらいにして終わりたいと思いますので、是非また御検討よろしくお願いします。ありがとうございました。
    ○議長(入江学君) これで議案第2号の質疑を終わります。             -------○------- △日程第2  議案第3号  平成29年度宇城市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) △日程第3  議案第4号  平成29年度宇城市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号) △日程第4  議案第5号  平成29年度宇城市介護保険特別会計補正予算(第3号) △日程第5  議案第6号  平成29年度宇城市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号) △日程第6  議案第7号  平成29年度宇城市水道事業会計補正予算(第3号) △日程第7  議案第8号  平成29年度宇城市下水道事業会計補正予算(第4号) △日程第8  議案第9号  平成29年度宇城市民病院事業会計補正予算(第2号) △日程第9  議案第10号 工事請負契約の変更契約の締結について(黒崎内潟線(戸馳大橋)補助金(P1橋脚)工事) △日程第10 議案第11号 宇城市特別職非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について △日程第11 議案第12号 宇城市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例の制定について △日程第12 議案第13号 宇城市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について △日程第13 議案第14号 宇城市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について △日程第14 議案第15号 宇城市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について △日程第15 議案第16号 宇城市社会福祉振興基金条例の一部を改正する条例の制定について △日程第16 議案第17号 宇城市放課後児童健全育成事業利用者負担金徴収条例の一部を改正する条例の制定について △日程第17 議案第18号 宇城市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について △日程第18 議案第19号 宇城市老人福祉センター条例の一部を改正する条例の制定について △日程第19 議案第20号 宇城市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について △日程第20 議案第21号 宇城市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について △日程第21 議案第22号 宇城市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定について △日程第22 議案第23号 宇城市企業振興促進条例の一部を改正する条例の制定について △日程第23 議案第24号 宇城市ビジネスサポートセンター条例の制定について △日程第24 議案第25号 宇城市いじめ防止対策推進法施行条例の制定について △日程第25 議案第26号 宇城市立図書館条例の一部を改正する条例の制定について △日程第26 議案第27号 工事請負契約の変更契約の締結について(長崎久具線交付金橋梁下部工(A1・P1)工事) △日程第27 議案第28号 建設事業に関する基本協定書の変更協定の締結について △日程第28 議案第29号 宇城市市道路線の廃止について △日程第29 議案第30号 宇城市市道路線の認定について △日程第30 議案第31号 和解及び損害賠償の額の決定について ○議長(入江学君) 日程第2、議案第3号平成29年度宇城市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)から日程第30、議案第31号和解及び損害賠償の額の決定についてまでを一括議題とします。 これから質疑に入りますが、通告はありません。したがって、質疑なしと認めます。             -------○------- △日程第31 議案第32号 平成30年度宇城市一般会計予算 ○議長(入江学君) 日程第31、議案32号平成30年度宇城市一般会計予算を議題とします。 これから質疑に入ります。通告がありますので、順番に発言を許します。8番、五嶋映司君。 ◆8番(五嶋映司君) 8番、日本共産党の五嶋です。ただいま議題になっております議案32号平成30年度宇城市一般会計予算についての質疑をいたします。 54ページ、款2総務費、項1総務管理費、目6企画費、節19の負担金補助及び交付金。この項に地域公共交通活性化協議会補助金1,080万円という項目で新たな予算措置がされています。どういうことをする予算なのかということをまず御説明いただきたい。 それと同時にその項の下に、同じ54ページですね、地方バス運行等特別対策補助金というのがあります。例年やっている予算ですが、5年前の予算額を見てみましたら、7,900万円ほどでした。今年度は1億円を超えております。この5年間で伸び率は133.4%とどんどん増えていっている状態です。これは最終的にはどのくらいまでなるものなのかということをまずお伺いすると同時に、この宇城市内での補助対象路線は何経路あって1日の運行本数はどのくらいあるのか出していただいて、できれば1回の運行どのくらいの補助金が使われているのかということを知りたいような気がしますので、その点を教えていただきたい。 次に64ページの款2総務費、項1総務管理費、目18熊本地震復興基金事業負担金補助の被災宅地復旧支援事業補助金2億円と地域コミュニティ施設等再建支援事業補助金2,200万円。補正の方でもちょっと聞きましたけども、自治公民館整備費の各補助金748万円、これは補正で減らした分こっちに上げている分という説明もございましたが、これの積算根拠をお聞きしたい。 同じく64ページのDMOの問題も質疑出しておきましたが、中山議員が質問されるということでこの点は引き下げます。 108ページ、農林水産業費の中の生産総合事業補助金。これは説明を受けましたので、この生産事業補助金については説明を取り下げますが、その下に前は後継者給付金の名称だったと思いますが、農業次世代人材投資事業補助金という予算名が変わって出てきております。これは予定人員がどのくらいなのかと、この名前が変わってどう制度が変わるのかということも教えていただきたい。 次に、109ページ農林水産業費の中です。目9の畜産費というのがあります。総予算額568万円が計上されておりますが、予算内容を見ると解体費が500万円上がっているほかの金額は、これ引きますと予算額68万円ぐらいしかない。しかもその68万円の予算額が、本来は行政が負担すべき各団体への負担金のみの計上になってて、いわゆる生産者への予算はほとんどゼロという状態です。ちょっとこれは異常ではないかという気がしまして、それでは、宇城市には畜産農家がどのくらいの件数あって、畜産の総生産額はどのくらいあるのか。はっきり言うと、畜産農家がどのくらい宇城市に貢献しているか、納税しているのかということが分かればそういうところも聞きたいのですけれども、そういう貢献している団体に予算措置がないのがちょっと疑問に思いましたので、この辺をちょっと御説明いただきたい。 それと131ページ、これは河川費については説明を受けましたので取り下げます。 134ページ、土木費の土地計画費駅前周辺事業、今年7,240万円が計上されております。先ほどおっしゃった2,000万円の減額も今回これに新たに組んでありますから、この7,240万円で駅前周辺が意外と進まないんですね。だから早く済ませてほしいという感じがするんだけど、どの辺まで工事を進められるのか。それとこれにはちょっと入ってないんですけれども、駅周のことの中で松橋駅の要するに松橋側に降りてくる所に、市が作った市の予算でやったんだと思いますが、空間一つ部屋ができてます。これをもう1年ぐらい誰も、溝見議員の質問でもあったのかもしれませんが誰も使わずにそのまま放ってあって、市民の皆様は何であそこは遊んでいるのかというようなこともあるから、そのこともちょっと説明していただくとありがたいような気もいたします。これはちょっとずれてるなら後でいいですから、できれば一緒に説明していただきたい。 それと、138ページ土木費、住宅費、住宅建設費が計上されております。この中の市営住宅の改修費の一番大きな金額は、これは分かりました。応急仮設の改修費が出ています。宇城市の応急仮設は、市営住宅に移行できるような状況でちゃんと造ってあるような気がしますが、この応急仮設を市営住宅何か建築基準法の問題があるそうですが、これに造り変えるためにどこの部分を造り変えてどういう具合にやるのか。どういう工事をすれば今の応急仮設が公営災害住宅として使えるようになる、要するにいわゆる市営住宅として使えるようになるのか。そのことも含めて御説明をいただいたらありがたいです。 142ページ、款8消防費、項1消防費の災害対策費、節15の工事請負費、これが14億4,800万円。これが市長の尽力であるかもしれませんが、防災コミュニティの予算だろうと思います。今までの議会の中では、35億円という数字が盛んに飛び交っていたのがこのことだと思いますが、この防災コミュニティどことどこを今回やるのか。この予算でどことどこをやるのか。 それと同時に、先ほどの補正の説明の中では、防災倉庫を造るということですが、この予定のとこに防災倉庫を造るということで。ただ議論の中では、この補助金は公民館機能を持たせることに問題があるんじゃないかという話もあるようですが、この14億4,800万円で造る防災コミュニティは、本当に公民館機能を持たせることができるのかどうかということも含めてお答えをいただきたい。 続いての質問は質問席から続けます。どうかよろしくお願いします。 ◎企画部長(岩清水伸二君) 予算書の54ページをお願いいたします。款2総務費、項1総務管理費、目6企画費の節19で補助金で54ページになります。地域公共交通活性化協議会補助金というものを1,080万円ほど予算を計上しております。本市におきましては、平成22年度末に宇城市地域公共交通総合連携計画を策定いたしまして、長崎地区それから小野部田地区への乗り合いタクシー、それから上天草市と結ぶバス運行路線を見直しまして「シャレトル便」というものを導入するなど、交通空白地対策や地域の足としての交通手段の確保に努めてきております。 一方で国におきましては、平成26年11月に改正地域公共交通活性化再生法が施行されました。これは人口減少社会における地域社会の活性の活力の維持、それから向上を図る目的で地域公共交通網形成計画に対する作成支援制度が創設をされたところでございます。現在今この計画を策定しまして、各地でバス路線網の再編等、人口減少社会における地域社会の活力の維持、向上に向けた取組が始まっているところでございます。本市におきましても、年々路線バスの利用者が減少いたしまして交通事業者に対する市の運航補助額が増加してきております。このまま何も行わない場合には、更なる状況悪化につながるおそれもあります。こうしたことから、新たに地域公共交通網形成計画を策定いたしまして、客観的なデータに基づき市民に公共交通の将来ビジョンを示しつつ、交通事業者等関係機関と共に持続可能な市の公共交通体系のあるべき姿に向けた対策を講じていきたいと考えております。 続きまして、その下の中央バス運行等特別対策補助金1億561万5千円についてでございます。この補助金の予算計上につきましては、議員御質問のとおり、平成24年度の補助金が7,916万5千円でございました。翌年には、国庫補助路線が2路線増えたということもありまして、一旦7,400万円ほどに減少はいたしました。しかしながら、その後は乗客人員の減少が続いておりまして、平成29年度は国庫補助路線が3路線と減少をしております。それに伴いまして、市の補助額も1億561万5千円と増加してきたところでございます。 このように、路線バスの乗車人員につきましては、平成24年から平成29年まで過去5年間におきましては、年平均で約8.5%は減少しております。逆に市の補助額につきましては、過去5年間に年平均で6.9%増加しているような状況です。このままの状況が続くと推移すると仮定いたしますと、第2次宇城市総合計画の終期でございます平成36年には、乗車人員が現在の数値から47%減少した38万5,000人。それから市の補助額でございますが、57%増の1億6,600万円になると予測をしております。そこで、新たに宇城市公共交通網形成計画を策定しまして、まずバス路線の再編を図ることで、利用者にとっての利便性を高め、そこで乗車人員の落ち込みを防ぎたいと。それで市の財政負担の増大をできるだけ抑制する効果につなげたいと考えております。 ◎教育部長(緒方昭二君) 64ページをお願いいたします。款2総務費、項1総務管理費、目18熊本地震復興基金事業費、節19負担金補助及び交付金のうち、地域コミュニティ施設等再建支援事業補助金について繰越分14件の1,180万5千円と新規補助団体の見込額、合わせて2,200万円を予算計上しております。自治公民館整備費補助金については、小川町の亀之町公民館事業費1,627万3千円の見積書に対し、補助率75%となりますので1,220万4千円になりますが、上限額は1千万円となっております。その中から受領されています地震保険251万7千円を差し引いた748万3千円を予算計上しているところでございます。 ◆8番(五嶋映司君) 議長、・・・はね、いいです。今のあの、打ち合わせの時取り下げるという・・・。 ○議長(入江学君) では、次の答弁。経済部長。 ◎経済部長(吉田裕次君) 予算書は107ページ、108ページになります。目5農業振興費、農業次世代人材投資事業補助金の予算名が変わった理由といたしまして、青年就農給付金の給付金という名称が誤解の元となり、5年間もらい続けることが目的化し、給付期間終了後の営農を見据えた経営、経営技術、農地確保、資金等ができていない就農者が一部に存在していたため、平成29年度からは次世代を担う意欲ある新規就農者への支援であることを明確化するために農業次世代人材投資事業と名称が改まっております。それともう一つ予定人員につきましては、毎年10人程度計画しております。 続きまして、予算書109ページ、110ページをお願いいたします。目9畜産業費です。この畜産業費につきましては、農家直接の予算としましては、共進会関係予算のみでありますが、間接的に各団体への負担金により農家にとって有利な事業、予防注射、繁殖近親、登録検査等を展開しているところでございます。畜産農家の数は、乳用牛、肉用牛、養豚、馬、採卵、ブロイラー等合わせますと合計で49件になります。畜産生産額は推計で35億5,300万円となっております。納税額につきましては、個人情報の関係もありますので控えたいと思います。 ◎土木部長(成田正博君) 134ページをお願いいたします。15工事請負費7,240万円の計上をしておりますが、その内容でございます。工事の内容としまして、東口駐輪場の工事、駐輪場の固定金具設置と屋根の設置工事、それとまた東側広場の前でタクシーの待機所といいますかタクシープールの設置、それとバスの昇降場、バスとタクシーの乗り降りの場所、それと一般車の乗り降りの場所の舗装工事等もこの中に含まれております。 それと先ほど五嶋議員の方から、遅れているんじゃないかということで情報案内場所の件ですね。これは下の絨毯までしてありますが、内装とか電気設備配線工事がまだされておりません。今後の予定ですが、その際に開け閉めの管理、最終電車12時超えるときもありますが、その時の管理も必要でございます。まだあそこができて1年足らずの駅が建っておりますが、すぐ隣にトイレがあります。トイレもまだ1年しか足っていない中でいたずらによりまして、もう4回ほど使用不能になった例もありますので、やっぱりそういった管理の面を考えなきゃいけないということで、ここはまだ内装とか電気工事は今からということでございます。 それと138ページをお願いいたします。住宅建設費の節15工事請負費でございます。1億870万6千円を計上しておりますが、説明欄にありますとおり、7,000万円は今既存の市営住宅の改修工事ということで、その下の2,570万6千円につきまして、これ熊本地震で建設しました応急仮設住宅を、市営住宅として将来的に活用するために必要な改修工事に充てる費用でございます。プレハブ住宅でしたらなかなか改修改装はできませんが、宇城市の場合は全て木造でございますので、先ほどありました建築基準に合うような外壁の改修、あるいは市営住宅として活用が可能な住宅にするための整備費の工事費の計上でございます。 ◎総務部長(本間健郎君) 予算書が142ページになります。消防費の災害対策費で142ページの中ほどに工事請負費14億4,800万円が計上されています。内訳といたしまして、防災コミュニティ施設整備工事費が14億4千万円、それと防災広場整備工事が800万円という状況です。コミュニティ施設の工事につきましては、今年度予定しておりますのが、松橋地区の2か所、インダスの横とサンアビのところです。それと豊野地区3か所の建設を計画しているという状況でございます。 先ほど公民館活動はできないのという御質問でしたけれども、基本的に防災コミュニティ施設でございますので、公民館の看板付けはできません。しかしながら、公民館機能としての利用は可能ということでございます。ちなみに供用開始に向けて今後条例整備等計っていかなければならないんですけれども、他市の状況を参考にしながらつくっていくわけですが、多少情報を申し上げますと、設置の目的として、市民の防災意識の高揚、防災活動の推進等を図るとともに市民の福祉の増進及び文化の向上を目指し、市民連携によるコミュニティ創造を図るため防災コミュニティセンターを設置するという目的を持っていたり、事業の中では当然防災教育なんかもやっていくんですが、地域住民の福祉の増進及び文化の向上のために施設を利用させること、それとか地域住民及びその組織する団体の諸会合または研修のために施設を利用させることなどを明記しながら運営にあたっておられるということですので、本市においても平常時は多目的に利用ができるような施設にしていきたいと考えております。 ◆8番(五嶋映司君) まず、企画部で御説明いただいた1,080万円。公共活動活性化協議会補助金、これはちょっと今の受け取り方でいったらおっしゃったように、今、海東と長崎がやってますよねコミュニティバス。この費用ではないんですよね。この費用じゃなくて、将来ビジョンをつくるための予算という具合に理解している。そうすると補助金というとちょっとそぐわないかなって感じもするんですけど、補助金でどっかにやってそこに考えてもらうんじゃなくて、宇城市が委託してやる方がいいんじゃないかという気がしたりするんですけども、そういう予算が付くんで将来ビジョンを考えるということは非常にいいことだとは思いますから、その辺もう少し説明をいただくとありがたい。今宇城市の補助対象路線は3路線でということは、かなり運行本数その他をね、ちょっと出てないかもしれませんが、1回さっき言ったように3路線で運行本数がどのくらいでどうなのか、そしてこの補助金の費用対効果といったらおかしいですけれども、どのくらいになるのかというのも1回計算してみると僕らが財政上考えるときにも、うーん、これはどうなんだろうかと、ひょっとしたらコミュニティバスみたいなやつでやってそれで間に合うんじゃないかという案があったり、それをこの将来ビジョンで考えられるかもしませんが、そういうことも僕らとして考える材料になるから、是非今すぐとは言いませんから、何経路あって運行本数は何本ぐらいあって、乗った人数は何人という数字は出てるけど、乗った人数うんぬんじゃなくて、1回走るごとにどのくらい宇城市は払わなければならないのかという数字を出していただくとありがたいと思います。もしその点お考えがあったらお答えをいただきたいと思います。 それと、人材投資後継者給付金の話は分かりました。これは余り思わしくないから見直すぞということだから、これは本来ならばそういうことを行政、例えば市とか農協よりも、これは市が金を出すわけですから市がしっかり管理して、農業経営を発展させる方向に指導する。ところが宇城市にはそういう指導機関が今ないですね、だからこういうことでは、もう少し農業に対してどういう対策をとってどういう指導ができるのか。そういう体制を是非考えていただきたい。このことを教訓にして考えていただきたいということをお願いしたいと思います。 次の畜産費の問題です。これは今おっしゃった畜産件数49件で35億円ですから、皆さんものすごく大きいんですね、平均すると。普通の農家に比べると桁違いですこれ。普通の農家、宇城市の専業農家一千軒近くある、旧松橋町でもその近くあって、蔬菜の生産額っていったらそんなにないですよね。35億円、昔メロンの生産額がそのくらいとはいえ、まだかなり良かった頃ですね。そうすると宇城市が農業予算として支出したことを考えると、他の蔬菜とか果樹にはかなりの予算がさいてるけど、畜産農家には35億円もあるのに、予算はゼロだっていうのは農家は怒っちゃうですよね。おいなんだという話になるとは思いますが、今後どういう具合にしようとお考えになっているのか、予算の議論の中ですから、是非そういうお考えを示していただけたらありがたいと思います。 それと松橋駅周辺の問題ですね。自転車置き場がまだ汚いと、駅はきれいになったけど、全然工事が進んでいないという感じでしようがないんですね。あそこの前にいくと自転車ばらばらだし、こっちの方の情報提供コミュニティの前はくくってあって、早くあれを整備すると松橋もすごくきれいになって入りやすいねという話になるけど、そういうところも含めてトイレの問題もおっしゃったですね、これは一つ教訓だと思うんですね。例えば今錆びた鉄道地帯と言われるアメリカの鉄の再生産地帯、あそこはものすごく落ち込んだときに、あそこは市内美化でそれを乗り越えたっていう事例があります。私も花屋やってるもんですから、花でそういう周りの環境をきれいにすることによってそういう被害をなくしたという例もあります。だから周りが汚いとね、おいやっちゃえっていうそういう雰囲気になるから、なるべく早くあそこはきれいにしていただきたい。そうすると、そういう被害もあんまりきれいだとね入りにくいというのもあるかもしれないけれども、いたずらする気にならないですから、是非その辺はよろしくお願いしたいと思います。 災害公営住宅、これはね宇城市は立派な災害公営住宅を造っていますから、使えるところは是非使っていただいて提供していただきたい。そのために、まだ空いてない部分が多いかもしれないけれど、空いていてそのまま残せるようなところがあったならば是非そういう努力をしていって、しっかり計画を立てていただきたいと思います。 防災コミュニティの問題です。1億4,000万円ですね。総務部長おっしゃったように、どうも補助金はね目的とは違うんじゃないかという気がして気になってるんですけれども、条例の中にきちっとそういうことは盛り込めて、そしてそれで補助金の問題がクリアできれば、僕はそれでいいと思うんですけれども、そういうことがないように。そうしないと造ったはいいけどそのつもりで公民館として使えるようなものを作ったけれども、その作った設備がうまく使えないという状況になると非常に大きな問題があるので、是非この辺はしっかり確認をしてやっていただきたい。だから条例案を出すときにそういうことを法律上もしっかり住民との関係でも検討して条例案出されたのかもしれないけれども、その辺は大丈夫なのかもう一度確認しておきたいと思います。以上の件お答えいただけるのであれば、お答えいただきたいと思います。 ◎企画部長(岩清水伸二君) ただいまの公共交通網形成計画の件でございますけれども、市で策定してもいいんじゃないかという御趣旨だったと思いますけれども、法の定め公共交通活性化再生法の中では、市ではなくて公共交通事業者バスとかタクシー、あるいは地元運輸局、県、それから警察それから有識者あたりで組織した協議会でつくりなさいと。市の行政で一方的につくるのではなくてそこでつくりなさい。そこに補助金を出しますということです。ですからそういう資金ありませんので、一旦宇城市から策定費用を補助いたします。そこに半額は国から補助が返ってきますので、返ってきたらその半額は宇城市に返してもらうというスキームで考えております。 それから、あと補助金バスの運行等対策補助金のもろもろの路線ごとの人数ですとか、いろんなデータですけれども、ただいま持ち合わせておりませんのでできる限り資料にまとめてお渡しできればと思います。よろしくお願いします。 ◎経済部長(吉田裕次君) 畜産課の今後の市の取組ということで、先ほども申しましたが畜産生産額に関しましては、推計で30億5,300万円ほどございます。畜産事業につきましては、施設整備等に各種の補助事業がありますが、国から各種畜産関係団体を通じての補助事業もあるためか市に対しての要望等は近年上がってきていない状況にあります。しかしながら、市としましても宇城市の畜産業が少しでも前進していくよう今後畜産農家が何を必要とされているのか、何を望んでおられるのかなどの情報収集に努めてまいりたいと考えます。 ○議長(入江学君) ほかの部、ありませんでしたら委員会で詳細説明よろしゅうございますか。もし質疑がありましたら。 ◆8番(五嶋映司君) 畜産に関しては、是非調査をしていただいて、今確かに農政が変わって大きなところは農水省から直接というのが結構あります。それが結構あって、市は知らないうちにいっちゃってると。ところが行政としては、そこは押さえておかなければいけないわけだから、そういう状況もありますから、是非こういうところは調べていただきたい。特にまだTPPの問題は一段落してますけれども、再燃して新たな形でのTPPが出てくる可能性があります。そうすると矢面に立つ部分でもあります。それと、例えば産業廃棄物法が改正されて、畜産廃棄物の処理が非常に難しくなってきている、本当はね。ところが、現実はなかなか思うようにいかないですよ。結局、会社をつくってどんどん堆肥をつくったけど行き場がないとかっていう問題があったり、鶏ふんの処理法がなかったりとか。例えば私も直接聞いたわけではありませんがそういう要素がある。循環型農業をつくるためにはこの畜産農家が果たす役割が非常に大きい。だから是非そういうことも含めて調べていただいて、予算化をする方向でそういう状況を聞きながらが、やっぱり温かい農政につながるんだろうと思いますので是非お願いしたいと思います。 防災コミュニティの問題は、是非そのようなことがないようにお願いをしたいと思います。一応そういうお願いをして私の質疑を終わります。 ○議長(入江学君) 質疑の途中ではありますが、ここでしばらく休憩します。             -------○-------               休憩 午前11時16分               再開 午前11時30分             -------○------- ○議長(入江学君) 休憩前に引き続き、会議を再開します。 次に20番、中山弘幸君。 ◆20番(中山弘幸君) 20番、中山でございます。ただいま議題となっております議案32号平成30年度宇城市一般会計予算の中で、1点目、64ページ、款2総務費、項1総務管理費、目19地方活性化事業費、節13委託料の定住促進魅力発信事業委託料648万円の詳しい事業内容と財源についてお尋ねいたします。 2点目、同じく委託料の宇城市版DMO形成業務委託料950万円について、詳しい事業内容また財源、また宇城市がイメージしているDMOとはどのようなものかをお尋ねいたします。 3点目、121ページ、款6商工費、項1商工費、目4観光費の節13委託料の中でシェアリング回遊観光モデル構築業務委託料1,000万円について詳しい事業内容の説明を求めます。 4点目、122ページ、同じく款6商工費、項1商工費、目4観光費の節15工事請負費の金桁温泉施設建設工事費1億円につきまして、財源の内訳をお尋ねいたします。以上4点よろしくお願いします。 ◎企画部長(岩清水伸二君) 予算書の64ページをお願いいたします。目19地方活性化事業費の中で右側の説明欄にありますけども、定住促進魅力発信事業委託料として648万円を計上しておりますが、その詳しい内容についてということだと思います。 本市では、県内でも有数の交通の要所に位置し、生活環境、食、教育、福祉や、子育て等の分野においても他の自治体にも劣らない環境にありながら、こうした魅力の発信が十分でなかったことから認知につながらず、結果として人口減少に歯止めがかかっていないという要因の一つだと考えております。そこでこの事業におきましては、宇城市の住みやすさに着目し本市で暮らすことに幸せや魅力を感じ、選ばれるまちとなりますよう市の政策や新たな魅力を若い世代に発信し、都市ブランドの確立に向けた取組を進めていきたいと考えております。具体的には、子育て世帯を中心に宇城市が選ばれるような情報をデザイン性に優れた知名度のある媒体、雑誌とかインターネットのサイトだということですが、で本市のPRを行います。これらをまとめた冊子を制作し配布したり、またSNS、ソーシャルネットワーキングサービスのことですがラインとかインスタグラムとか、本市公式の媒体がございます。これらを使ったプロモーションやイベントで口コミによる情報発信も狙っていきたいと考えております。要するに、広く情報発信するよりも、若い世代というターゲットを絞って情報発信を強化したいというようなことで今回の事業を提案しております。 ◎総合政策監(村上理一君) それでは、予算書の64ページのDMO形成業務950万円の計上について御説明いたします。先ほどの補正予算の御説明の際にも触れましたけれども、この来年度実施します宇城市版DMO形成業務につきましては、地方創生交付金を活用しておりまして、マーケティング戦略に基づいた観光地域づくり確立のための推進体制を目的とした事業でございます。具体的に申しますと、本年度三角地区観光マーケティング委員会で実施しております来訪者実態調査、これは継続して行います。それとDMOの有識者アドバイザーと呼んでいますけれども、それの招へい事業、また旅行商品の企画開発、イベントプロモーション、また新たに来年度観光振興戦略の策定を実施いたしますが、その際に委託費用として必要な民間事業者あるいは調査機関への委託費用として950万円を上げております。 それと追加で御質問のありました、宇城市版DMOのイメージということでございますが、まさにどういったイメージでどういった組織体系にするかというのを、昨年の12月から観光物産振興体制の検討会を今開催しておりまして、その中で観光物産協会それと第3セクターのワーキングをそれぞれ分けて議論をしております。前回の12月議会のときにもDMOの御質問がありましたので、組織の在り方というのは地域様々でございます。一体的に広域で連携をするDMOでしたり、複数の地方公共団体を一体的にDMOで形成する地域連携DMOでしたり、あるいは宇城市単独で地域のDMOとして単独で行うDMOでしたり、こういったいろんなやり方がございます。地域の特色とその観光戦略によってこの登録枠組みは様々でございます。今、検討会で議論をしております。さらに、先ほども御説明申し上げました観光マーケティング委員会の機能を来年度以降もどういった形にその枠組みの中に反映させていくかということを具体的に検討をしたいと思っておりまして、3月あるいは4月中にはどういった枠組みがいいのかということを結論の取りまとめをしていきたいと思っております。 続きまして、シェアリング回遊観光モデル構築業務委託料の予算書121ページでございます。まずこの事業の内容に入ります前に、このシェアリングという意味でございます。政府で推進しております未来投資戦略の2017、昨年6月に閣議決定されました未来投資戦略の2017の中でも、政府としてシェアリングエコノミーを推進しましょうということで閣議決定をされております。そもそもこのシェアリングエコノミーは何ぞやということですが、十分に使われていない物とか空間とか知識とか技能とか遊休資産ございますが、これをインターネットなどの活用によりまして、共有する幅広いビジネスのことを申し上げて定義されております。これを活用することによって、ビジネス領域の創出による経済の活性化、国民生活の利便性の向上、こういったことが期待されているというものでございます。今回予算計上しておりますシェアリング回遊観光モデル構築業務委託料、これは先ほど申し上げました個人が保有する活用可能な遊休資産、いろんな自転車だとか車だとか会議室とかいろんなものございますが、こういったものを利用可能とするシェアリングエコノミーこの仕組みを活用しまして、三角地域に超小型モビリティ2人乗りの小型電気自動車のことでございます。それとシェアサイクル、レンタル自転車になりますけれどもそれとセグウェイ、これらを導入をしまして観光地の周遊、あるいはサイクリング体験等のシェアリングサービスを体験できる場所として回遊性のある観光地を形成させるものでございまして、この事業実施に係る民間事業者への委託料として1,000万円を計上しているというものでございます。 ◎企画部長(岩清水伸二君) 先ほど、魅力発信事業の財源を申し忘れておりましたので改めてお答えしたいと思います。この事業につきましては、平成30年度の地方創生推進交付金事業の活用を予定しております。財源が国からの2分の1の補助でございます。 それでは続きまして、金桁温泉の事業費の財源ということで予算書は122ページになります。それと平成30年度の宇城市予算付属資料というものが添付されておりますけれども、その45ページを併せて御覧いただければと思います。金桁温泉施設整備に係る財源についてということでございます。観光施設整備事業費として金桁温泉建設工事費に1億円、それからそれに掛かります工事管理委託料として600万円、合計1億600万円の事業費を来年度の予算に計上をしております。事業費の財源内訳でございますが、全額1億600万円、過疎債を充当いたします。なおこの過疎債元利償還金の70%につきましては、普通交付税の基準財政需要額に算入されまして、残り30%の3,180万円につきましては、三角地域振興基金から減債基金へ償還分として積立償還してまいります。 ◆20番(中山弘幸君) 1点目のですね、これはどこかのコンサルに委託されるのだと思いますけれども、こういうのは自前で私はやるべきだと思っています。みんな地方活性化関連はほとんど委託料、委託料で全てそういったコンサルに金がいってしまって、実際コンサルだったらやってもその成果は問われないと思いますので、自分たちで知恵を絞って、私はやるべきだということを指摘しておきたいと思います。 それから2点目ですね、DMOの形成につきまして。要するにDMOを誰が中心になって立ち上げるかということだったと思いますけれども、それを今年検討されると理解しましたけれども、例えばマーケティング委員会の方々が中心になってやられるのかとか、その辺もあれですけれども、結局このDMOは、自分たちで商品を開発して独立採算でやらなければいけないと。研修したところによるとそのような理解をしておりますけれども、その辺の市としての理解ですね、そういった中で一体誰が中心となってどういった組織を立ち上げるのかというのを私は知りたいわけですね。まだそれは検討中ということですけれども、そこをもう1回実際今のマーケティング委員会が中心となられるのかあるいはその別の方式なのか、その点をもう1回今の考えを聞きたいと思います。 それと3点目は、豊田議員が一般質問されておりますので、これ以上は質問いたしません。 あと4点目、過疎債を充当してその返済分に基金を充てるということですけれども、市の考え方は分かりますけれども、この返済に基金を充てるべきではないと考えておりますので、これくらいは市の一般財源でやるべきで、この振興基金は私は今回は使うべきではないということを指摘しておきたいと思います。 ◎総合政策監(村上理一君) それではDMOの件でお答えしたいと思います。どういった団体とか組織が中心になってDMOを形成するのかという件と、事業の独立採算で運営するというのが基本ではないかということの御質問だったと思うんですけれども。 1点目は確かに三角地区観光マーケティング委員会につきましては、今年度地方創生の事業の一つとして、自らが収益を上げるためにマーケティングリサーチをしながらどういった旅行商品を開発できるかということを、今民間事業者と行政も含めてあとアドバイザーのアドバイスも頂きながら進めているところでございますので、これが今年と来年度事業行います。これからどういう委員会で培った成果を組み込むかというのが、非常に重要になってくるということになります。一方で、現在の観光振興体制というのは、行政はもちろんですけれども第3セクターが御存じのとおり3社ございます。それと商工会もございますし、観光物産協会もございます。あるいは関係する飲食店の皆様も当然会員として入っておられますので、その全体として観光振興をやっているという認識でございますので、まずは、三角地区観光マーケティング委員会の機能をどういう組織に組み込むのかというところを主な議論の中心に置いておりまして、それが観光物産協会の中に組み込むのか、あるいは3セクの会社の中でその機能を入れ込むのか、あるいはそれを合体させるのかとかいろんな方策がたぶんあるかと思います。ただ現状そこの組織の経緯でしたり雇用の問題でしたり、いろんな複雑な要素が絡み合いますので、基本的には、まず既存の組織形態を生かした上で機能を組み込むということが、一番現実的ではないかということで今議論は進めています。ただ、最終的に新たな組織を設立するかどうかというのは、まさに関係者の皆様の意見を聞いた上で決めたいと思っております。 それと、仮に宇城市DMOというのが組織されたとした場合に、収益事業もちろん行っていきます。マーケティング調査に基づいて収益事業を行っていますが、全国的に収益事業だけで賄うDMOというのは、ほとんど存在しません。現実的には行政機関からの補助金を受けております。それと法人格を有しておりますので、どういった形の株式会社なのか一般社団法人なのかそういった法人格を有した上で、収益事業行いながら、責任体制の下で、行政の支援を受けながらやっていくというのが原則でございます。それが日本版DMOの候補登録法人の要件になっておりますので、そこは十分に議論をしながら、どのような組織体制がいいかということは決めていきたいと思います。 ◎企画部長(岩清水伸二君) 先ほど、金桁温泉の振興基金の件がございましたので、少し付け加えさせていただきたいと思います。この三角地域の地域振興基金につきましては、合併から10年間存続しました地域審議会の中でこの活用方法について議論していこうということがずっと言われておりまして、確か最後の審議会の中でこの金桁温泉整備の件が浮上しまして、基金の一部を充てるということでその時点では了解していただいておりました。この度、ある程度この事業費が明確になったものですから、今年になりましてから地域審議会を引き継いだような形で地域懇談会というのができておりますけれども、この地域懇談会の中で一応過疎債の残りを基金を使ってよろしいかということで、皆さん全員で賛成をされて承諾をいただいているところでございます。 ◆20番(中山弘幸君) 以上、これで私の質疑を終わります。 ○議長(入江学君) これで議案第32号の質疑を終わります。             -------○------- △日程第32 議案第33号 平成30年度宇城市国民健康保険特別会計予算 △日程第33 議案第34号 平成30年度宇城市後期高齢者医療特別会計予算 △日程第34 議案第35号 平成30年度宇城市介護保険特別会計予算 △日程第35 議案第36号 平成30年度宇城市奨学金特別会計予算 △日程第36 議案第37号 平成30年度宇城市簡易水道事業特別会計予算 △日程第37 議案第38号 平成30年度宇城市水道事業会計予算 △日程第38 議案第39号 平成30年度宇城市下水道事業会計予算 △日程第39 議案第40号 平成30年度宇城市民病院事業会計予算 ○議長(入江学君) 日程第32、議案33号平成30年度宇城市国民健康保険特別会計予算から日程第39、議案第40号平成30年度宇城市民病院事業会計予算までを議題とします。 これから質疑に入りますが、通告はありません。したがって、質疑なしと認めます。 議案第2号平成29年度宇城市一般会計補正予算(第6号)から議案第40号平成30年度宇城市民病院事業会計予算までにつきましては、平成30年第1回宇城市議会定例会委員会付託議案一覧表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に審査を付託します。 なお、議案第2号平成29年度宇城市一般会計補正予算(第6号)から議案第10号工事請負契約の変更契約の締結について(黒崎内潟線(戸馳大橋)補助金(P1橋脚)工事)までにつきましては、先議の申し出がありましたので、明日23日にそれぞれ所管の常任委員会に審査を付託します。             -------○------- △日程第40 同意第1号 教育長の任命について(平岡 和徳氏) ○議長(入江学君) 次に、日程第40、同意第1号教育長の任命について(平岡和徳氏)を議題とします。 これから質疑に入りますが、通告はありません。したがって、質疑なしと認めます。 お諮りします。ただいま議題となっております同意第1号については、委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。             [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 異議なしと認めます。 したがって、同意第1号は、委員会付託を省略することに決定しました。             -------○------- △日程第41 請願第1号 宇城市松合・豊野地区の光回線による情報通信基盤整備の早期実施に関する請願 ○議長(入江学君) 次に、日程第41、請願第1号宇城市松合・豊野地区の光回線による情報通信基盤整備の早期実施に関する請願を議題とします。お手元にお配りしております請願等文書表1ページのとおり、請願第1号は総務文教常任委員会に審査を付託します。             -------○------- △日程第42 休会の件 ○議長(入江学君) 次に、日程第42、休会の件を議題とします。 お諮りします。明日23日から来週26日までは常任委員会及び議事整理のため休会にしたいと思います。これに御異議ございませんか。             [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 異議なしと認めます。 したがって、明日23日から来週26日までは休会することに決定しました。なお、24日及び25日は市の休日のため休会であります。 以上で、本日の日程は全部終了しました。本日はこれで散会します。             -------○-------               散会 午前11時55分...